タイヤ交換の時期が近づき、「タイヤにもサブスクがあるなら、普通に買うより負担を抑えられるのでは?」と気になっている人もいるでしょう。
月々の支払いでタイヤを利用できるのは魅力ですが、タイヤのサブスクは、買い切りより必ず安くなるサービスではありません。
比べるときに重要なのは月額料金だけではなく、タイヤ本体や取付に加えて、メンテナンスやパンク補償など何が料金に含まれているのか、契約期間中に合計いくら支払うのかという点です。
さらに、途中で車を売却・乗り換える場合の扱いや解約条件、選べるタイヤ・利用できる店舗などもサービスによって異なります。
一方で、タイヤ交換時のまとまった出費を抑えたい人や、取付・補償・メンテナンスまでまとめて任せたい人には、サブスクが適している場合があります。反対に、支払総額を抑えたい人や、タイヤ・購入先を自由に選びたい人は、買い切りも比較した方がよいでしょう。
この記事では、タイヤサブスクの仕組みと料金に含まれる内容、買い切りとの違い、契約期間・途中解約などの注意点を比較します。月額の安さだけではなく、自分の場合はサブスクと買い切りのどちらが合っているのかを選ぶための判断材料を確認できます。
タイヤのサブスクは安さだけでなく総額とサービス内容で選ぶ
タイヤのサブスクを比べるときは、月々の支払額だけでなく、契約期間を通した総額と料金に含まれるサービスを見ることが大切です。
タイヤ本体や取付に加えて、パンク補償やメンテナンスまで含まれるサービスもあります。何に対して料金を支払うのかを揃えて比べないと、買い切りとの違いを正確につかめません。
買い切りより必ず安くなるわけではない
タイヤのサブスクや定額払いには、タイヤ購入時のまとまった負担を月々の支払いに分けられるものがあります。
一度に大きな金額を支払わずに済むため、毎月一定額を支払う方が家計を管理しやすい人にはメリットがあります。
ただし、月々の負担が小さいことと、最終的な支払総額が安いことは別です。
買い切りでは、タイヤ本体と取付費用を最初に支払い、その後の点検やローテーションなどは必要に応じて利用します。
一方、タイヤのサブスクには、タイヤ本体だけでなく、取付、パンク補償、点検やローテーションなどを料金に含むサービスがあります。
そのため、
- 買い切りのタイヤ価格
- サブスクの月額料金
だけを並べても、どちらが得なのかは分かりません。
契約期間中の支払総額に加えて、取付や補償、メンテナンスのうち何が含まれているのかまで比べる必要があります。
逆に、補償や定期的なメンテナンスをあまり利用しない人なら、必要なタイヤと交換作業だけを買い切りで購入した方が、余分なサービス費用を抑えられることもあります。
「サブスクだから安い」「買い切りだから安い」と購入方法だけで決めず、自分が利用するサービスまで含めて比べることが大切です。
初期負担を抑えながら取付・補償・メンテナンスまで任せたい人に向いている
タイヤのサブスクを利用する価値は、タイヤ代を月々に分けて支払えることだけではありません。
タイヤ交換時のまとまった負担を抑えながら、取付やパンク補償、メンテナンスまで定額でまとめたい人は、それらを料金に含むサブスクを検討する価値があります。
買い切りでは、タイヤ本体だけでなく交換工賃がかかり、その後のメンテナンスも利用する内容に応じて費用が発生します。
取付やメンテナンスが月額料金に含まれるサービスなら、契約期間中に定額で支払う範囲が分かりやすくなります。ただし、廃タイヤ処分料やゴムバルブ交換料などが別料金になるサービスもあります。
一方で、
- タイヤ本体価格を優先したい
- 交換する店舗を自分で選びたい
- メンテナンスは必要なときだけ依頼したい
- 特定メーカーに限らず多くのタイヤから選びたい
といった人は、買い切りも含めて比べた方がよいでしょう。
最終的には、支払総額だけでなく、初期負担を分散できることや、必要なサービスをまとめられることにどれだけ価値を感じるかで選び方が変わります。
タイヤのサブスクと定額払いは同じ仕組みではない
「タイヤを月々支払うサービス」は、すべて同じ仕組みではありません。
タイヤ代に取付・補償・メンテナンスまで組み合わせたサービスもあれば、タイヤの購入代金を分けて支払うことを中心としたサービスもあります。月額だけを見るのではなく、何に対して支払うサービスなのかを比べることが大切です。
| 比較項目 | mobox | 宇佐美のタイヤ定額払い |
|---|---|---|
| 基本的な仕組み | タイヤと付帯サービスを月額で利用 | タイヤ購入代金を24回・36回で支払う |
| タイヤ取付 | 初回取付を含む | 初回交換工賃を含む |
| パンク補償 | 含まれる | 取付日から6か月 |
| 継続メンテナンス | プランに応じて含まれる | 公式のセット内容に記載なし |
| 期間 | 契約期間2年・3年 | 支払回数24回・36回 |
| 対象タイヤ | ブリヂストン | ブリヂストン・ヨコハマ・ダンロップ・トーヨー |
※サービス内容は2026年8月24日時点の公式情報をもとにしています。対象商品や条件は変更される場合があります。
moboxはタイヤ・取付・パンク補償・メンテナンスを組み合わせた定額サービス
ブリヂストンのmoboxは、タイヤ代を月々に分けて支払うだけのサービスではありません。
タイヤ4本に加えて、初回の取付作業、パンク補償、安全点検などを組み合わせ、月々定額で支払う仕組みです。スタンダードプランでは、ローテーションや夏冬タイヤの交換に使える脱着、窒素ガス充填も含まれます。契約期間は2年または3年です。
メンテナンス内容は、ライトとスタンダードで異なります。
たとえばスタンダードプランには、契約期間に応じた回数の脱着が含まれ、窒素ガス充填は契約期間中、回数制限なく利用できます。ライトプランには窒素ガス充填が含まれないため、月額だけでなく、自分が使いたいメンテナンスがどのプランに含まれるのかも比べる必要があります。
また、タイヤ交換にかかる費用がすべて月額に含まれるわけではありません。
初回取付時のゴムバルブ交換費用と廃タイヤ処理費用は別料金です。アルミバルブへの交換やTPMS装着車では、追加料金も発生します。
なお、moboxの月額料金は契約者本人名義のクレジットカード払いのみで、デビットカードは利用できません。
moboxは、タイヤ本体だけでなく、取付後の補償やメンテナンスまでまとめて定額で利用したい人が検討しやすいサービスです。
宇佐美はタイヤ購入代金を月々支払う定額払いが中心
宇佐美の「タイヤ定額購入サービス」は、moboxとは支払いの仕組みが異なります。
オリコWEBクレジット(ショッピングローン)を利用し、24回または36回に分けて月々支払います。利用にはオリコによる事前審査があります。公式サイトでは、このショッピングローンの金利・手数料は宇佐美側が負担するとされています。
セットにはタイヤ4本のほか、初回の脱着・組み換え・ホイールバランスの工賃が含まれます。
パンク保証は取付日から6か月です。パンクしたタイヤだけが交換対象で、1本あたりのサービス限度額や対象メーカーなどの条件があります。
ただし、現在の公式セット内容には、moboxのような契約期間中のローテーションや安全点検などの継続メンテナンスは記載されていません。
そのため、同じ「月々支払うタイヤサービス」でも、
- タイヤ購入時のまとまった支払いを分けたい
- 補償や継続的なメンテナンスまでまとめたい
のどちらを重視するかで、適する仕組みが変わります。
スタッドレスタイヤも対象になるがサービスごとに選べる商品は異なる
スタッドレスタイヤでも、定額サービスを利用できる場合があります。
moboxでは、BLIZZAKなどのスタッドレスタイヤも現在の商品ラインアップに含まれています。スタンダードプランの脱着サービスは、ローテーションだけでなく夏タイヤと冬タイヤの交換にも利用できます。
ただし、選べるメーカーや商品はサービスごとに異なります。
moboxの対象はブリヂストンのタイヤです。一方、宇佐美のタイヤ定額払いでは、ブリヂストン・ヨコハマ・ダンロップ・トーヨーの4メーカーが対象と公式FAQに記載されています。
なお、宇佐美の現在のタイヤ定額購入サービスページでは、スタッドレスタイヤが定額払いの対象になるかどうかを明確に確認できませんでした。
冬用タイヤを定額で購入したい場合は、「タイヤサブスクならスタッドレスタイヤも対象」と一括りにせず、自分が希望する商品とサイズがサービスの対象になっているかを確かめる必要があります。
買い切りとの比較は月額ではなく支払総額と含まれるサービスで行う
タイヤのサブスクと買い切りを比べるときは、「今いくら払うか」だけでは十分ではありません。
同じタイヤを使う前提で、タイヤ本体、取付、契約期間中のメンテナンス、パンク補償、別料金まで含めて比べると、自分にとってどちらの負担が大きいのかが分かります。
| 比較項目 | 買い切り | タイヤサブスク(moboxの例) |
|---|---|---|
| 初期負担 | 一括払いなら購入時の負担が大きくなりやすい | 契約期間に分けて月々支払う |
| タイヤ本体 | 購入価格に含まれる | 月額料金に含まれる |
| 初回取付 | 購入先や取付先によって異なる | 含まれる |
| メンテナンス | 利用するたびに費用がかかる場合がある | プランに応じて含まれる |
| パンク補償 | 購入先や保証内容によって異なる | 含まれる |
| 契約期間 | 原則としてなし | 2年・3年 |
| 別料金 | 購入先・作業内容によって異なる | 月額に含まれない費用がある |
※買い切りの料金・保証・作業内容は購入先によって異なります。実際に比較するときは、同じタイヤ、同じ本数、同程度の取付・サービス条件を揃える必要があります。
タイヤ本体と取付にかかる費用を同じ条件で比べる
買い切りとサブスクの料金を比べるなら、まずタイヤ本体と初回取付の条件を揃えます。
たとえば買い切りの「タイヤ4本価格」と、取付作業まで含まれたサブスクの料金をそのまま比べると、条件が一致しません。
買い切りでは購入先によって、
- タイヤ4本の価格
- 組み換え
- 脱着
- バランス調整
などの扱いが異なります。
moboxの場合、タイヤ4本と初回の取付作業が月額料金に含まれます。取付作業には、組み込み、脱着、バランス調整が含まれています。
また、moboxの商品ページでは月額料金だけでなく、契約期間を通した総額も表示されます。
そのため買い切りと比べる際は、月額だけを見ず、「同じタイヤ4本を購入し、取付まで済ませるとそれぞれいくらになるか」という条件から比べるのが基本です。
ローテーションなどのメンテナンス費用を含めて考える
タイヤを装着した後に利用するメンテナンスも、総額を比べる材料になります。
買い切りでは、ローテーションや夏タイヤ・冬タイヤの履き替えなどを利用する場合、その都度料金が発生することがあります。
一方、moboxのスタンダードプランには、ローテーションまたは夏冬タイヤの交換に使える脱着が、契約期間に応じた回数分含まれます。窒素ガス充填や安全点検も利用できます。
ライトプランは含まれるメンテナンスが少ないため、同じmoboxでもプランによって料金に含まれる内容が異なります。
ここで重要なのは、サービスの数が多いほど得だと考えないことです。
夏冬タイヤの履き替えをする人なら、契約期間中の脱着サービスを実際に利用できます。
一方、ローテーションや夏冬タイヤの交換を利用しない人は、メンテナンス込みのプランと買い切りの総額を比べてから選ぶ方が適切です。
自分が契約期間中に使う作業を基準に、買い切り後に別途支払う費用と比べます。
パンク補償は期間・本数・対象費用まで比べる
パンク補償も、「付いているか、付いていないか」だけでは比較できません。
確認したいのは、
- 補償期間
- 何回利用できるか
- 何本交換されるか
- タイヤ交換時の作業工賃まで含まれるか
- 補償の対象外となる条件
です。
moboxのパンク補償は、取付翌日から2年間有効です。期間中1回まで利用でき、1本がパンクした場合でも2本の新品タイヤが交換対象になります。
タイヤの取付作業工賃も補償に含まれます。
3年契約を選んでも、パンク補償は取付翌日から2年間です。パンク補償は期間中1回限りで、2回目以降は補償対象外です。
買い切りでも購入先によってパンク保証が付く場合がありますが、保証期間や交換本数、工賃の扱いは同じとは限りません。
補償を料金面のメリットとして比べるなら、保証の有無だけでなく、実際にパンクしたときにどこまで補償されるのかまで条件を揃える必要があります。
廃タイヤ処分やバルブ交換など別料金になる費用も確認する
サブスクの月額料金に複数のサービスが含まれていても、タイヤ交換時に必要な費用がすべて定額になるとは限りません。
moboxでは、初回取付時のゴムバルブ交換料と廃タイヤ処理料は月額料金に含まれていません。必要な場合は店舗で別途支払います。
買い切りでも、購入先や取付先によってはタイヤ本体価格とは別に廃タイヤ処分やバルブ交換などの費用がかかります。
実際の支払額を比べるときは、「タイヤ4本でいくら」だけで終わらせず、交換を完了するまでに必要な費用まで含めます。
特にサブスクは月額表示が目に入りやすいため、契約期間中の支払総額に加えて、月額に含まれない費用も確認しておくことが大切です。
契約期間と途中解約は申込み前に確認しておく
タイヤのサブスクは、月々支払えばいつでも自由にやめられるとは限りません。
途中解約すると残りの料金をまとめて支払う必要があるサービスもあります。車の売却・乗り換えを予定している人は、契約期間だけでなく、途中でやめる場合の負担と契約終了後のタイヤの扱いまで把握しておくことが大切です。
契約期間が長いほど月額だけでは負担を比較できない
タイヤサブスクの月額を比較するときは、何年間支払う契約なのかも合わせて見ます。
同じ総額でも、支払期間が長ければ月々の負担は小さくなります。そのため、月額だけを比べて「こちらの方が安い」とは判断できません。
現在のmobox公式の商品ページでは、一般向けプランの契約期間として2年・3年が案内されています。
比較するときは、
- 毎月いくら支払うか
- 何か月支払うか
- 契約期間中の総額はいくらか
- その総額にどのサービスが含まれるか
まで見る必要があります。
一方、現行利用規約では、選択するプランに応じて契約期間を12か月・24か月・36か月と定めています。現在の商品ページでは2年・3年が表示されているため、実際に申し込む際は申込み画面に表示される契約期間を確認してください。
月額の低さだけでなく、最後まで支払った場合の総額で比べることが大切です。
途中解約では残りの支払いが必要になる場合がある
たとえば契約して間もない時期に解約すると、まだ支払っていない期間分をまとめて負担することになります。
そのため、「使わなくなったら解約すればいい」という一般的な月額サービスの感覚で契約しない方がよいでしょう。
無償キャンセルの条件を過ぎて利用者都合で途中解約する場合、未実施のサービスが残っていても、それを理由に返金される仕組みではありません。公式FAQでも、未実施サービスの返金は行わないと案内されています。
契約前には月額だけでなく、途中で解約した場合にいくら支払うことになるのかも確かめておく必要があります。
車の売却・乗り換えでも支払いが残る場合がある
近いうちに車を売ったり、新しい車へ乗り換えたりする予定がある人は、契約期間との重なりにも注意が必要です。
mobox公式FAQでは、「2年以内にクルマを売却、もしくは買い換えをした場合」について、
- 残りの期間を継続して月額で支払う
- 途中解約と同様に残契約期間分を一括で支払う
のいずれかが必要とされています。
車を手放したからといって、moboxの支払いも自動的に終了するわけではありません。
数年以内に、
- 車を買い換える予定がある
- リース車などを返却する予定がある
- 車そのものを手放す可能性がある
といった人は、タイヤの交換時期だけでなく、現在の車をいつまで保有する予定なのかも考えて契約期間を選ぶ必要があります。
契約終了後のタイヤの扱いもサービスごとに確認する
「サブスク」という名称から、契約が終わったらタイヤを返却すると思う人もいるかもしれません。
moboxはタイヤを借りる仕組みではありません。利用規約では、店舗でタイヤの引渡しを受けた時点で所有権が利用者へ移ります。
そのため、契約期間が終了してもタイヤを返却する必要はなく、そのまま使い続けられます。
一方、契約に含まれる付帯サービスやメンテナンスは、契約期間内で終了します。タイヤを継続して使用できても、脱着などのサービスまで同じ条件で続くわけではありません。
また、タイヤクロークを利用してタイヤを預けている場合は、契約終了後の引き取りが必要です。利用規約では、契約終了後は店舗の案内に従って速やかに対象タイヤを引き取ることが定められています。
タイヤサブスクを選ぶ際は、契約中の月額やサービスだけでなく、途中でやめる場合と最後まで契約した場合の両方を確認してから申し込むことが大切です。
タイヤサブスクは選べるタイヤ・店舗・メンテナンス内容にも差がある
タイヤサブスクは、料金や契約期間だけでなく、選べるタイヤや利用できる店舗、メンテナンスの内容にも違いがあります。
「希望するタイヤが対象外だった」「契約後のメンテナンスに通いにくかった」とならないよう、申込み前に自分の車と利用環境に合うサービスかを見ておくことが大切です。
選べるメーカーやタイヤサイズはサービスごとに異なる
定額で購入できるタイヤは、すべてのメーカーやサイズから自由に選べるわけではありません。
moboxはブリヂストンのサービスで、対象となるのもブリヂストン製タイヤです。公式サイトでは、サマータイヤとスタッドレスタイヤの対象商品を車種やタイヤサイズから検索できます。
一方、宇佐美のタイヤ定額払いでは、現在の公式FAQで対象メーカーを次の4社としています。
- ブリヂストン
- ヨコハマ
- ダンロップ
- トーヨー
輸入タイヤは定額払いの対象として案内されていません。
この違いは、タイヤ選びの自由度を重視する人ほど重要です。
すでに使いたいメーカーや銘柄が決まっている場合は、料金を比べる前にその商品が対象かを確かめた方がよいでしょう。
タイヤサイズについても同様です。自分の車に合うサイズだからといって、必ず定額サービスの商品ラインアップに含まれているとは限りません。
まず車種または現在装着しているタイヤサイズから対象商品を探し、その中に使いたいタイヤがあるかを見ます。
取付やメンテナンスを受ける店舗にも条件がある
定額サービスを選ぶときは、自宅や職場から利用しやすい店舗が対象になっているかも重要です。
moboxは、タイヤ館・コクピット・ミスタータイヤマン・ブリヂストンタイヤショップなどが参加するB-selectの店舗網を利用し、公式サイトでは全国800店舗以上と案内されています。
自宅や職場の近くで利用できるかは、moboxの対応店舗を確認するから確認できます。
ただし、契約後のメンテナンスを全国どのmobox対応店でも自由に受けられるわけではありません。
公式FAQでは、契約に含まれるメンテナンスサービスは原則として契約した店舗で利用するとされています。パンク補償は別の扱いです。
また、moboxに含まれるセンターフィットは、一部の店舗では実施できません。その場合でも料金は変更されないと公式サイトに記載されています。
一方、宇佐美のタイヤ定額払いでは、申込み時に宇佐美SSを選び、作業日時を予約して取り付けます。パンク保証については、取付日から6か月以内であれば全国の宇佐美タイヤ取扱店で利用できます。
そのため店舗数だけを見るのではなく、
- タイヤを取り付ける店舗
- 契約中のメンテナンスを受ける店舗
- パンク時に対応できる店舗
を分けて考えると、契約後の使い勝手の違いが分かります。
交換・ローテーション・点検などは利用回数まで確認する
「メンテナンス込み」と書かれていても、すべての作業を何度でも利用できるとは限りません。
moboxでは、選ぶプランや契約年数によって利用できるサービスと回数が異なります。現在の公式案内では、スタンダードプランにローテーションまたは夏冬タイヤの交換に使える脱着が含まれ、契約期間に応じて利用回数が設定されています。
一方、安全点検はスタンダード・ライトとも契約期間中は回数制限なく利用できます。窒素ガス充填はスタンダードプランでは回数制限なく利用できますが、ライトプランには含まれません。
「メンテナンス付き」という表示だけでは、実際に使える内容までは分かりません。
- どの作業が含まれるか
- 契約中に何回使えるか
- どのプランなら利用できるか
- 上限を超えた場合に別料金がかかるか
まで見ておく必要があります。
moboxの利用規約でも、付帯サービスの内容や利用回数はプラン・契約年数によって異なり、規定の上限を超えて利用する場合は別途費用が発生するとされています。
夏タイヤとスタッドレスタイヤを季節ごとに交換する人と、年間を通して同じタイヤを使う人では、必要なメンテナンス回数も変わります。
自分が契約期間中にどの作業を何回使いそうかまで考えると、料金に含まれるサービスを実際に活用できるかが分かります。
タイヤサブスクが向いている人と買い切りが向いている人
タイヤサブスクと買い切りは、どちらが一律に優れているわけではありません。
まとまった支払いを避けたいのか、メンテナンスまで任せたいのか、それとも支払総額やタイヤ選びの自由度を重視するのかによって、適する購入方法が変わります。
まとまった出費を抑えて支払いを一定にしたい人はサブスクを検討しやすい
タイヤ交換時にまとまった金額を支払うのが負担になる人は、月々の支払いに分けられるサブスクが向いています。
特に4本をまとめて交換する場合は、タイヤ本体だけでなく取付費用も必要です。購入時に大きな金額をまとめて負担したくない人にとって、契約期間に分けて一定額を支払えることはサブスクの特徴です。
ただし、月々の負担が小さくても、支払総額まで安くなるとは限りません。
サブスクを選ぶ場合は、
- 毎月の支払額
- 契約期間
- 契約期間中の総額
- 月額に含まれるサービス
- 別料金になる費用
まで見たうえで、自分にとって無理のない支払い方かを考えます。
「今の出費をできるだけ抑えたい」という理由だけで選ばず、契約期間中も無理なく支払いを続けられるかまで考えることが大切です。
パンク補償やメンテナンスをまとめて任せたい人はサブスクと相性がよい
タイヤを購入した後の管理までまとめたい人にも、サブスクは向いています。
たとえばmoboxでは、タイヤと初回取付だけでなく、パンク補償やプランに応じたメンテナンスが料金に含まれます。
そのため、
- パンク時の補償も付けておきたい
- 定期的にタイヤを点検してほしい
- ローテーションを利用したい
- 夏タイヤと冬タイヤの交換を店舗へ任せたい
といった人は、付帯サービスを利用する機会があります。
一方、点検やローテーション、夏冬タイヤの交換を利用する機会が少ない人は、メンテナンス込みのプランと買い切りの総額を比べてから選ぶ方が適切です。
サービスの数だけで得かどうかを決めず、自分が契約期間中に実際に利用する内容を基準に比べます。
支払総額を抑えたい人は買い切りも比較する
できるだけ支払総額を抑えることを優先するなら、サブスクだけで決めず、買い切りも比較した方がよいでしょう。
サブスクには、取付や補償、メンテナンスなどが含まれるサービスがあります。そのため、単純なタイヤ本体価格だけでは比較できません。
一方、買い切りなら、
- 必要なタイヤだけ購入する
- 取付先を自分で選ぶ
- メンテナンスは必要なときだけ依頼する
といった使い方ができます。
付帯サービスをあまり必要としない人なら、必要なものだけに費用をかける買い切りが合う場合があります。
ただし、「買い切りだから必ず安い」とも限りません。
比較するときは、タイヤ本体だけでなく、取付、廃タイヤ処分、バルブ交換など、交換完了までに必要な費用を含めて比べます。
タイヤや購入先を自由に選びたい人は買い切りが向いている
メーカーや銘柄、購入先を幅広く選びたい人は、買い切りが向いています。
タイヤサブスクや定額払いでは、サービスごとに対象メーカーや商品、利用店舗が決まっています。
たとえばmoboxはブリヂストン製タイヤが対象です。
そのため、
- 特定メーカーのタイヤを選びたい
- 輸入タイヤも含めて比較したい
- 通販と実店舗の価格を幅広く比べたい
- 交換店舗を自分で決めたい
という人は、特定の定額サービスに限定せず、通販や実店舗も含めてメーカー・銘柄・購入先を広く比較できる買い切りが向いています。
買い切りで購入先を比べる場合は、タイヤ安い店ランキングで通販・実店舗の本体価格、送料、交換工賃を確認できます。
反対に、メーカーや店舗をある程度絞っても問題なく、取付や補償、メンテナンスまでまとめられる利便性を重視するなら、サブスクを選ぶ意味があります。
最終的には、月額の安さだけでなく、支払総額、サービス内容、契約条件、タイヤ選びの自由度のうち、自分が何を優先するかで選ぶのが基本です。
車種またはタイヤサイズから検索できます。
まとめ|タイヤのサブスクは料金総額と契約条件を買い切りと比べて選ぶ
タイヤのサブスクは、タイヤ交換時の負担を月々に分けたい人に向いています。サービスによっては、取付やパンク補償、メンテナンスまでまとめられます。
ただし、月額だけでは買い切りより得かどうかは分かりません。
選ぶときは、以下の内容まで比べることが大切です。
・契約期間中の支払総額
・料金に含まれる取付・補償・メンテナンス
・別料金になる費用
・途中解約や車を手放す場合の条件
・選べるタイヤや利用店舗
一方、支払総額を重視したい人や、メーカー・銘柄・購入先を幅広く選びたい人は、買い切りも合わせて比較した方がよいでしょう。
タイヤ交換時の負担を月々に分けたいのか、補償やメンテナンスまでまとめたいのか、それとも支払総額やメーカー・銘柄・購入先の自由度を重視するのかを基準に、サブスクと買い切りを選び分けます。